会社員の人はお昼休憩中に何をしているでしょうか。
昼食や同僚とのおしゃべり。仕事が終らないため昼休憩をとらずに働いている人もいるかもしれません。
今回の記事では、昼寝を会社員がするべき理由と方法について紹介したいと思います。
昼寝習慣が無い人も多いかもしれませんが、昼寝の効果は絶大。
昼寝の効果に着目し積極的に昼寝をとりいれている会社もあります。
仕事中に昼寝をすることが難しくても、昼休み中に昼寝をすることはできますよね。
今回の記事では
昼寝を会社員がした方が良い理由
昼寝の方法について紹介
昼寝は大変効果的。
昼寝習慣がない会社員はぜひ昼寝を習慣化してほしいと思います。
では、会社員の昼寝について紹介していきます。
Contents
昼寝を推奨している会社とその理由
GoogleやNikeなど一流企業は昼寝を推奨しています。
眠たいのに仕事をしていると集中力はなくミスが発生したりします。そのような状態で仕事をすることはできません。
昼寝をすることで午前中の疲れをリセットし、クリエイティブな仕事をすることができます。
仕事の成果を出すためには昼寝をすることが、効果的であると一流企業では理解されているのです。
そのため昼寝をするためのスペースを作り、いつでも休めることができるようにしています。
日本企業でも積極的にお昼寝タイムを設けている企業もあります。
「自由に昼寝をしてもいいですよ」というわけではなさそうですが、お昼寝タイムを設定しているようです。
ただしお昼休みの60分にプラスしてお昼寝時間を20分設定しているのです。
働く時間は短くなりますが、そちらの方が生産性が上がるということでしょう。
このように会社が率先して昼寝を推奨している場合もありますが、ほとんどはそうではありませんよね。
では、どうすればいいのか。
会社としてお昼寝を推奨していなくても、会社員であればお昼休みがあるはず。
60分程度のお昼休みを活用することをオススメします。
昼寝をしている会社員の割合
会社員が昼寝をしている人の割合は少ないです。
ある調査によると会社員の約15%が毎日の昼寝を習慣にしているようです。
8割以上の人は昼寝をそこまで重要視していません。
会社員が仕事中に眠気を感じる割合を調査したものがあります。
ニューロスペースという会社がアンケートをしました。
眠気を感じる頻度「毎日15%」、「週3回以上14%」、「週に1回、2回が47%」、「ほとんどないという人が24%」
8割の人が仕事中に眠気を感じているという結果でした。
では、昼寝をした場合のどのような感想をもつかのアンケート調査があります。
西川リビングという会社ではお昼寝の取り組みを開始。
取り組み後のアンケートでは、
昼寝をすると午後の眠気を9割の人が感じなくなっています。
自分が働いている会社でも昼寝をしている人、そうでない人を比べてみてください。
昼寝習慣のある人は午後からでもパフォーマンスが良くありませんか。
しかし、昼寝をしていない人はウトウトしているのが分かります。
昼寝を会社員がした方がいい3つの理由
昼寝効果1:午後のパフォーマンスが上がる
昼寝をすることでパフォーマンスが向上します。
眠気が無くなったということだけでなく、実際に脳機能は向上しています。
NASAの実験によると26分の昼寝によって、認知能力が34%、注意力も54%向上することが分かっています。
仕事中のミス発生は14時ごろにピーク。
午後はパフォーマンスが低下するためミスが起こりやすい状況です。
そのため昼寝によりパフォーマンスが上がるとミスが減り、仕事の生産性もアップします。
また睡眠をとることで感情のコントロールがうまくいきます。
チームワークが向上しコミュニケーションを円滑に行うことができます
昼寝効果2:残業せず帰宅できる
昼寝をすることで残業せず帰れます。
それは、昼寝をすることによって、仕事のパフォーマンスが上がるためです。
例えば資料作りがいつもは1時間かかっていたものが、昼寝をすることで30分に時間が短縮されます。
生産性が上がるため就業時間内に仕事を終わらせることができ、残業せず帰れます。
これでプライベートを充実させることができます。
昼寝効果3:ストレス低減・健康に良い
会社員は仕事をしているとストレスを感じる人もいるでしょう。
昼寝をするとストレス低減効果もあります。
脳がストレスにさらされていると、脳の働きは鈍ることが分かっています。
ストレス値を下げるためにも昼寝でリフレッシュ。
ストレスから病気になることもあるため、昼寝習慣しましょう。
まずは健康第一。
昼寝をするためのポイント
昼の休憩中に昼寝する
会社が昼寝を推奨しているなら良いのですが、そうでない会社がほとんど。
では、どうするかと言えば昼休憩中にしましょう。
眠くなくても15分目を閉じているだけでも効果がありますので、昼休憩中に昼寝。
オススメです。
15分の昼寝をする
昼寝は15分とりましょう。
会社員の場合は昼寝をしすぎるということはないと思いますが、昼寝は30分以内が良いです。
昼寝時間が多いと認知症リスクがあがります。
また、夜の睡眠にも影響が出てしまうため適度な昼寝がよいです。
昼寝前にコーヒーを飲むと効果的
昼寝効果をさらに高めるためにコーヒーを飲むと効果的です。
カフェイン効果で脳を覚醒してくれます。
コーヒーを飲んで昼寝をすることで目を覚ましやすく、覚ましてからも脳が覚醒してくれます。
疲労や眠気はアデノシンという物質が、アデノシン受容体にくっつくと感じます。
カフェインはアデノシンと似た形をしているので、アデノシンの働きをブロック。
疲労を感じにくくなります。
昼寝の効果を上げる環境
【視覚】 暗闇にする
昼寝をするときは周りが暗いといいです。
会社が昼休憩中には電気を消している場合はいいのですが、そうでない会社もありますよね。
また、外から光が入ってくると昼寝の妨げになります。
昼寝効果を上げるために、最初に取り組むべきは視覚を暗闇にするということです。
アイマスクを活用し昼寝環境を整えましょう。
【聴覚】 周りの音をシャットアウト
できるかぎり静かな環境が昼寝には良いです。
会社で昼寝をする場合は耳栓を活用すると効果的。
周りに人が話していても音をさえぎることができるため、昼寝に集中できます。
【嗅覚】 ラベンダーの香り
睡眠中でも嗅覚は敏感になっています。
マスクかストールかにラベンダーなどの香りがするスプレーと吹きかけるとリラックス効果も高い。
デスクで昼食などを食べる人も周りにいると思いますので、その香りが気にならずに昼寝をすることができます。
この記事のまとめ
この記事のまとめ
・会社員は昼寝をする
・昼寝の環境を整える
昼寝を習慣にしている人はまだまだ少ないです。
昼寝により仕事の生産性を上げることができますし、残業時間も無くなります。
そうすれば仕事もプライベートも充実したものにすることができます。